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環境ニュース[国内]

島津製作所、生産ラインのDX化で、働きやすさと環境負荷低減を推進

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2022.09.07 【情報源】企業/2022.07.28 発表

 島津製作所の製造子会社で、医用X線診断装置の一貫生産を行う島根島津株式会社は、新棟を建設して塗装工程をDX化し、あわせてロボット溶接を増強。年間数千台を生産して国内外に出荷する同工場の生産性向上、品質の均一化などを図りながら、社員の働きやすさと環境負荷低減を推進する。

 新棟では、電波を用いてICタグの情報を非接触で読み書きする自動認識技術であるRFIDを活用したIoTによるネットワーク構築を行い、一般撮影システムやX線TVシステム、回診用X線撮影装置など各製品に必要な多品種にわたる部品を、1つの生産ラインで完全自動化による塗装を行う。部品ごとに異なる作業指示が、自動で各塗装工程に伝わり、工程間の部品移動もすべて自動化し、本工程のスループットを現在の1.5倍に強化する。塗装状態の検査もAI判定に移行し、品質検査機でのデータ監視を導入。同設備により、部品塗装の7割が完全自動化され、作業環境が向上し、作業負担も大きく軽減、さらに、オーバースプレイされた塗料の回収装置を導入して廃棄率を25%削減し、環境負荷の低減も図っていく。
【島根島津株式会社】

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