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環境ニュース[海外]

デンマーク、2025年までに持続可能な航空燃料のみを使った国内線航空路を設ける計画を発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.10.06 【情報源】デンマーク/2022.09.20 発表

 デンマーク気候・エネルギー・建物省は、2025年までに持続可能な航空燃料のみを使った国内線航空路を設け、2030年までにすべての国内便を持続可能な航空燃料のみで運行する計画を発表した。政府は持続可能な航空燃料の需要を高めるため、18億デンマーククローネ(DKK、約342億円)を拠出することを提案した。原資は、国内便および国際便の乗客から一律13DKK(約247円)徴収することで確保し、乗り継ぎのためにデンマークの空港を経由する乗客は免除される。今後、持続可能な航空燃料のみを使った初の航空路を決めるため、航空及び燃料産業に対する入札を実施する。この取組は、世界的にも航空産業の脱炭素化のロールモデルになるという。政府は持続可能な航空燃料の生産に既に30億DKK(約570億円)割り当てている。更に、環境配慮型の税制改革により、航空機の化石燃料使用の税率が上がり、持続可能な航空燃料への移行が促進されるとみている。
【デンマーク気候・エネルギー・建物省】

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