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環境ニュース[国内]

パナソニック、欧州向けヒートポンプ式温水給湯暖房機事業の成長を加速

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2022.10.27 【情報源】企業/2022.10.03 発表

 パナソニック株式会社 空質空調社は、欧州においてヒートポンプ式温水給湯暖房機(A2W)事業の成長戦略を加速させる、としている。2023年5月、日系メーカーとして初めて、欧州で環境に配慮した自然冷媒採用の住宅向け新製品3機種(暖房能力別)を発売することを皮切りに、2025年度には、ラインアップを2倍以上に拡充する。また旺盛な需要に対応するため、チェコ・マレーシア両工場の生産能力増強、R&Dセンター新設による技術開発力向上、クラウドを活用したメンテナンスソリューション事業の拡大などマーケティング強化に向けて、2025年度までに約500億円を投資する。

 A2Wは、大気中の熱を集めて温水をつくり出し、住宅に循環させることで暖房するシステムとなる。化石燃料を用いた暖房機器に比べてCO2排出量を抑えることができ、環境への負荷が少ないため、欧州にて需要が伸びている。

 同社は2008年に、欧州で、エコキュートやエアコンで培った省エネ技術をベースに開発したA2W「Aquarea(アクエリア)」の販売を開始した。主な特長は、寒冷地でも暖房機能が低下せず、温暖な地域では冷房として使用可能などで、クラウドにより遠隔監視するサービスも提供してる。

 同社は今後も、これまで培ってきた技術力、モノづくり力、くらしのノウハウを生かして、快適で、地球環境に配慮した空間創出に取り組んでいく、としている。
【パナソニック株式会社】

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