一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

トクヤマ、日本触媒との「高圧方式に適した大型アルカリ水電解装置及びセパレータの開発事業」がNEDO事業として採択

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2022.11.02 【情報源】企業/2022.10.06 発表

 株式会社トクヤマと株式会社日本触媒は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(理事長:石塚 博昭氏 以下、NEDO)による「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」の枠組みにおいて、「燃料電池の多用途活用実現技術開発」として、「高圧方式に適した大型アルカリ水電解装置及びセパレータの開発事業」が採択され、この度、受託したことを発表。

 高圧型アルカリ水電解装置(高圧AWE)とは、セパレータで仕切られたセルにアルカリ水溶液を供給し通電することで水素・酸素を製造する装置となる。水素は次世代エネルギーとして注目されており、再生可能エネルギー由来の電力で作られるグリーン水素には世界中で大きな期待が寄せられている。

 同事業は、日本触媒による高圧方式にも適した大型セパレータの開発と、トクヤマによるセパレータ性能を最大限発揮する電解槽の内部構造開発を掛け合わせ、世界に通用する競争力ある高圧AWEの開発を目指す。日本触媒が開発するセパレータをトクヤマが開発する高圧AWEのパイロット設備に組み込み、研究開発を進めていく。
【株式会社トクヤマ】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース