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環境ニュース[海外]

東アジア海域環境管理パートナーシップ、フィリピン港湾施設の船舶廃棄物管理プロジェクトの成果を報告

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2022.11.22 【情報源】その他/2022.11.07 発表

 東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)は、2022年6月に完了したフィリピン港湾施設の船舶廃棄物管理プロジェクトについて報告した。このプロジェクトは、船舶で発生した廃棄物と貨物残渣の海洋や沿岸への排出削減と共に、円滑な海上交通の確保、廃棄物港湾受入れ施設の利用改善等が目的である。フィリピン港湾局(PPA)と連携し、2020年12月にバタンガス港で開始され、次の成果が得られた。
 ・PPAの「インターネット利用の港湾運営・ターミナル受領システム」(IPORTS)を通じた義務的な廃棄物申請システムを実施
 ・廃棄物のコスト回収奨励システムを提言(寄港ごとに廃棄物料を清算する現行システムを改善)
 ・船舶廃棄物管理マニュアルを作成(船舶廃棄物の申請、支払い、処理等の管理プロセスを文書化)
 ・船舶廃棄物管理の2日間のセミナーを開発・実施(港湾当局、船会社、港湾受入れ施設等が参加)
 ・船舶廃棄物管理の現行法・政策を評価、規制枠組みの改善策(MARPOL 73/78の実施に関する国内法の成立等)を提言
【東アジア海域環境管理パートナーシップ】

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