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環境ニュース[国内]

中部電力、カーボンニュートラルを支える送配電設備の形成に向け新しい地域別電力需要予測(DFES)の開発に着手

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.12.05 【情報源】企業/2022.11.11 発表

 株式会社三菱総合研究所(MRI)と中部電力パワーグリッド株式会社は、カーボンニュートラル実現に対応した送配電設備計画策定に必要となる、新たな地域別電力需要予測(Distribution Future Energy Scenarios(DFES))の本格開発に着手した。

 <開発の背景>
 2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて、再生可能エネルギー蓄電池電気自動車といった分散型エネルギーリソース(Distributed Energy Resources DER))の最大限の活用、およびそれを支える送配電設備の形成が必要となっている。

 今後の送配電設備計画には、DER普及や人口動態等の地域差をきめ細かく反映することが必要となる。その際、政策・技術・地域特性といったさまざまな要因の影響を受けるDER導入量や電力潮流を地域単位で予測できれば、より精緻で合理的な設備形成が可能になる。

 これまでMRIと中部電力パワーグリッドは、日本におけるDFESの在り方検討やDFESプロトタイプ構築を進めてきた。その結果、DFES構築・運用の有効性に一定のめどが立ったため、日本初の取り組みとして、日本の一般送配電事業者の送配電設備計画業務に適用可能なDFESの本格開発に着手する。
【中部電力株式会社】

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