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環境ニュース[国内]

川崎汽船、インドネシア バリで開催の G20 サミット向け EV 輸送実施

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.12.06 【情報源】企業/2022.11.15 発表

 川崎汽船株式会社の関係会社である PT. “K” Line Mobaru DiamondIndonesia(KMDI 社)は、11月15日から16日までインドネシアのバリで開催の G20 サミット向けに提供された電気自動車(EV)のインドネシア国内の陸送を行った。
 G20 サミット向けには現地で完成車生産を行う複数のメーカーから合計 860 台の EV が提供され、ジャワ島の各完成車工場からジャカルタ港まではキャリアカーで、ジャカルタ港からバリ島までは内航船で輸送された。KMDI 社は全体の約 40%の車両について、キャリアカーでの陸送部分を担った。
 インドネシア政府は、ニッケルをはじめとする豊富な天然資源を背景に、EV の国内サプライチェーンの構築に取り組むと同時に、公用車の電動化など EV の普及を推進する政策を進めており、G20 サミットで使用される車両もバッテリー式電動自動車(BEV)のみとなっている。
 同社は本年 5 月に公表した中期経営計画で物流事業を稼ぐ力の磨き上げで貢献する役割と位置づけ、地域展開してきた完成車物流事業の強化・拡大を図っている。KMDI 社は 300台以上の完成車輸送機材を保有し、インドネシア国内で最大の輸送シェアを有している。
 今後も完成車生産及び販売の安定した成長が見込まれるインドネシアにおける事業の強化・拡大に取り組むと同時に、インドネシア政府が掲げる 2060 年のカーボンニュートラル実現に貢献していく、としている。
【川崎汽船株式会社】

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