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環境ニュース[国内]

NEC、自家発電設備(地熱発電)の系統連系用特高変電所を建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.12.09 【情報源】企業/2022.11.18 発表

 NECファシリティーズ株式会社は、株式会社 新日本科学が「メディポリス指宿」で展開する地熱発電事業において、系統連系用特高変電所の建設を受注し、本年10月に竣工した。

 (1)設備の拡張を意識した仕様の作成
 NECファシリティーズは、新日本科学が今回建設した地熱発電所の他にも、発電所を増設する場合を想定し、変電設備を増設する際のイニシャルコストや設置スペースの削減及び停電時間の短縮による売電事業の安定継続を見越し、特高変電所建設の仕様を作成・提案した。

 (2)メンテナンスのデジタル化を図り、省力化を実現
 現場でタブレットを活用しメンテナンス結果を登録・データ化するシステムを構築した。これにより、メンテナンス後に事務所で結果を手入力する作業をなくし、大幅な点検・確認時間の効率化を図った。将来的には集約した能力値等のデータを分析して可視化し、最適な状態をモデル化することで、異常時の早期問題発見や故障予兆に活かせる上、修繕計画立案の効率化も可能になる。
 また、施設運営事業で培ってきたノウハウを活かすことで、中央監視設備では作業者に寄り添って考えた画面の視認性、作業レポート作成の簡易化を実現した。通常の発停動作や警報、測定などをモニター上で監視する際、グラフィックスの活用により設備配置の見た目を分かり易く表現しているため、操作性の向上や誤操作を減らすことが期待できる。
【日本電気株式会社】

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