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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、大きな被害をもたらした2022年の大西洋ハリケーンシーズンを総括

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.12.14 【情報源】アメリカ/2022.11.29 発表

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、11月30日で終わる2022年の大西洋ハリケーンシーズンを総括した。2022年に命名暴風雨は14個発生し、そのうちハリケーンは8個、さらにそのうち2個は風速50m/s以上の大型ハリケーンであった。平年は、命名暴風雨14個、ハリケーン7個、大型ハリケーン3個である。2022年にアメリカ本土に上陸したハリケーンは3個であった。特に、ハリケーン「イアン」は過去5番目(タイ)に強力なハリケーンとなり、フロリダなどに甚大な被害をもたらした。2022年はシーズン半ばの8月に珍しくハリケーンの活動がいったん弱まり、9月に再び活発化、さらにシーズン後期の11月にハリケーン「ニコル」が本土に上陸するという特徴的な年だった。2022年の大西洋ハリケーン発生数は、NOAAのシーズン前予測の範囲にとどまった。シーズンを通して引き続き強いラニーニャ現象がみられたこと、西アフリカモンスーンの降雨量は平年を若干上回ったこともNOAAが予測した状況と合致していた。
【アメリカ海洋大気庁】

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