ドイツ　低所得世帯対象の省エネプロジェクトに新たに約3900万ユーロを支援

ドイツ連邦政府は、2008年に開始した低所得世帯を支援する省エネプロジェクトに国家気候イニシアチブ（NKI）から新たに約3900万ユーロを拠出し、プロジェクトを2026年春まで継続することを公表した。プロジェクトはキリスト教系福祉団体であるカリタス連盟とドイツエネルギー・気候保護エージェンシーが実施するもので、市民手当受給者、低所得者、低額年金受給者に対し、省エネアドバイスや省エネ機器購入の支援を提供するもの。今回、暖房の省エネも重点に加わり、150を超える参加自治体で活動する省エネアドバイザーに対し、特別な研修を実施するとしている。
【ドイツ連邦経済気候保護省】