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環境ニュース[国内]

川崎重工、クラス世界最高の発電効率51.0%を誇る8MW級ガスエンジン「KG-18-T」が優秀省エネ脱炭素機器・システム表彰「資源エネルギー庁長官賞」を受賞

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2023.02.03 【情報源】企業/2023.01.20 発表

川崎重工は、2段過給システムを搭載し、クラス世界最高の発電効率を誇る8MW級ガスエンジン「KG-18-T」が、一般社団法人 日本機械工業連合会主催の令和4年度優秀省エネ脱炭素機器・システム表彰において、「資源エネルギー庁長官賞」を受賞したことを発表した。この表彰は、我が国がカーボンニュートラルを目指すために必要となる省エネ・脱炭素機器やシステムの開発・実用化と普及の促進を目的としたもの。

同社のガスエンジンは、2011年の初受注以降、180台以上の販売実績を有している。「KG-18-T」は豊富な実績がある従来機をベースに、さらなる性能の向上を目的として開発したモデルとなる。2020年6月に販売を開始した後、受注実績を積み重ねている。出力は7,800kW(50Hz)、7,500kW(60Hz)で、新開発の2段過給システムの搭載により発電効率は同社従来機と比較して1.5ポイント向上し、本出力クラスでは世界最高の51.0%。NOx排出量は200ppm以下であり、多くの国内都市部における環境配慮要請に対応が可能。また、起動後5分で最大出力に到達可能な優れた起動性を有しており、電力系統の需給調整力の向上に寄与する。今回の受賞は、エネルギーの有効活用と環境負荷の低減に貢献するこれらの性能・特長などが総合的に評価された。
【川崎重工業株式会社】

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