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環境ニュース[国内]

(仮称)小軽米風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2023.02.13 【情報源】環境省/2023.02.10 発表

環境省は、「(仮称)小軽米風力発電事業計画段階環境配慮書」(HSE株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、岩手県九戸郡(くのへぐん)軽米町(かるまいまち)及び同郡洋野町(ひろのちょう)において、最大で出力150,000kW(単機出力 4,200〜5,000kW程度×最大30基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
(1)想定区域及びその周辺には、複数の住居及び学校その他の環境の保全についての配慮が特に必要な施設が存在している。また、複数の方向から風車の影響を受ける可能性がある住居も複数存在している。このため、風車による騒音及び影の影響について適切な調査等を行い、風力発電設備と住居等の離隔を取る等、生活環境への影響を回避又は極力低減すること
(2)想定区域の周辺では、国内希少種に指定されているイヌワシクマタカ等の生息が確認されており、また、想定区域の周辺はノスリ等の猛禽類、ガン類及びハクチョウ類の主要な渡り経路となっている可能性がある。これらを踏まえ、鳥類について適切な調査等を行い、環境保全措置を講ずること等により、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。

【環境省】

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