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環境ニュース[国内]

三菱ケミカル、植物由来のバイオエンプラ「DURABIO」が欧州の 2 つのバイオベース製品認証を取得

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2023.03.08 【情報源】企業/2023.02.27 発表

三菱ケミカルグループは、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)(TM)」が、ドイツの認証機関DIN CERTCOとオランダの認証機関NENの2つのバイオベース製品認証を2022年12月に取得したことを発表した。
これらの認証は、バイオベース製品市場の開発と拡大を目的とする認証およびラベリング制度となる。国際規格に基づくバイオマス度の試験が行われ、基準を満たした製品にはラベル使用が認められる。このたびの認証取得により、DURABIO(TM)の植物由来原料を使用したエンジニアリングプラスチックとしての価値が欧州を中心に国際的に広く認知されることになる。

DURABIO(TM)は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンジニアリングプラスチックで、枯渇資源である石油の消費量を削減でき、さらに原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、温室効果ガスの低減にも貢献できる素材である。また耐衝撃性、耐候性、透明性、光学特性などの点で、従来の一般的なエンプラよりも優れた性能を有しており、モビリティ内外装部品、光学・電子デバイス部材、日用雑貨など幅広い分野へ展開が進められている。
同社グループは DURABIO(TM)の展開を通して、これからも高付加価値な機能商品を供給するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していく、としている。
【三菱ケミカルグループ株式会社】

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