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環境ニュース[国内]

東京ガス、日本初の水素専焼、ガスタービンコージェネ用追焚きバーナの開発で産業分野のカーボンニュートラル化に貢献

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.03.08 【情報源】企業/2023.02.28 発表

東京ガス株式会社と住友電気工業株式会社のグループ会社であるサンレー冷熱株式会社は、このほど日本初となる水素専焼のガスタービンコージェネレーションシステム(ガスタービンコージェネ)用追焚きバーナを共同開発した。製品は、サンレー冷熱が販売する。
追焚きシステム付ガスタービンコージェネは、ガスタービンコージェネの排気ガスを更に加熱することで廃熱ボイラでの蒸気発生量を増やすことができ、蒸気需要の多い化学、製紙工場等で数多く導入されている。
同製品は、100%水素で発電するガスタービンと組み合わせることで、ガスタービンコージェネ全体のCO2ゼロを実現し、産業分野のカーボンニュートラル化に貢献する。
水素は燃焼時にCO2が発生しないため、政府が掲げる2050年のカーボンニュートラル実現に向けたエネルギーの選択肢の一つとなっている。一方、気体としての特性が天然ガス(メタン)と異なることから、NOx排出量が増加してしまう等の課題がある。
同製品は、東京ガスの燃焼技術とサンレー冷熱のガスコージェネ向け追焚き技術により、NOx排出量を都市ガス同等にする等の課題を解決し、製品化を実現した。
【東京ガス株式会社】

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