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環境ニュース[国内]

東邦ガス、低コストで都市ガス・水素燃焼の切り替えが可能な工業炉バーナを販売開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2023.03.27 【情報源】企業/2023.03.13 発表

東邦ガス株式会社は、低コストで都市ガス・水素燃焼の切り替えが可能な工業炉バーナ「シングルエンドラジアントチューブバーナ」を、2023年3月13日から販売。
同バーナは金属部品製造の熱処理工程などで利用される工業炉バーナの一種で、株式会社ナリタテクノと共同で商品化した製品。先端が閉塞されたチューブ内でガスを燃焼させ、チューブ表面からの輻射熱により被加熱物を加熱する間接加熱型のバーナで、耐久性(7年間メンテナンスフリー)や熱効率(業界最高水準の75%)に優れている。

水素燃焼においては、火炎温度が都市ガス燃焼時より高いため、NOx排出量の増加や部品の劣化が課題となるが、本バーナでは、新たに開発した流路形成プレートを排ガス再循環構造部に搭載し、排ガス再循環量を最適化することで、都市ガス燃焼時と同等のNOx排出量や耐久性を実現した。
同バーナでは、流路形成プレートのみ交換することで都市ガス・水素燃焼を切り替えられるため、切り替えコストを大幅に抑えられる。
【東邦ガス株式会社】

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