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環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約、ファッション業界における気候行動の緊急性を報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.04.12 【情報源】国際機関/2023.03.27 発表

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)とCDP(非営利の環境団体)は共同で、「ファッション業界気候行動憲章」の署名企業による過去3年間の気候目標の進捗状況を評価した報告書を公表した。
2018年に制定されたこの憲章は、2050年までに同業界の実質ゼロ排出を目指している。報告書によると、基本的な報告要件の遵守や気候関連情報の開示、相互協力など一定の進捗が見られたものの、同業界において迅速な気候行動拡大が必要だという。具体的に示された署名企業の2022年の状況は、
・80%以上が目標達成の進捗を公表
・10社がCDPの「Aリスト企業」に認定
・45%が温暖化を1.5℃に抑える気候目標を設定
・自社事業で2030年の再生可能エネルギー(再エネ)100%目標を設定した企業が42%に増加
・再エネ消費量を開示した企業が前年比で約2倍
・スコープ3(バリューチェーンで発生する排出量)の算定・報告が増加
・80%がサプライチェーンで気候関連問題の取組を実施
・26%が気候関連問題で政策立案者と連携、政策や法律、規制に影響
【国連気候変動枠組条約

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