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環境ニュース[海外]

国連食糧農業機関、初めての「ごみゼロ国際デー」にバイオ経済の重要性を強調

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2023.04.18 【情報源】国際機関/2023.03.30 発表

国連食糧農業機関FAO)は、屈冬玉(チュー・ドンユィ)事務局長が第1回「ごみゼロ国際デー(3月30日)」を祝うハイレベル会合にビデオメッセージを送り、食料と農業に関するロスや廃棄の削減のためには再生可能な自然資源の責任ある生産と消費を促進するバイオ経済が重要と訴えたと報告した。
世界の人口は2050年までに100億人に迫るとされ、食料、繊維、燃料、飼料など農業生産物に対する需要も同年までに最大で56%の増加が予測されている。この需要に衡平で持続可能な方法で応えるには、世界のアグリフードシステムをより効率的で平等なものへと転換する必要がある。世界の食料生産の13%が生産から卸売までの段階で、さらに17%が小売、食品サービス、消費者の段階で失われている。また食料のロスと廃棄は温室効果ガス排出量の8〜10%を占めているという。ロスや廃棄が発生しやすい箇所の特定と改善や、バイオ化学品やバイオ燃料への廃棄物の再利用が急務であると事務局長は指摘した。
国連食糧農業機関

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