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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、G7会合に先立ち、エネルギー・気候課題に関する幅広い新たな分析を提供

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2023.05.02 【情報源】国際機関/2023.04.13 発表

国際エネルギー機関(IEA)は、G7(主要7ヶ国)気候・エネルギー・環境相会合及び広島サミットに先立ち、重要なエネルギー・気候課題に関して幅広い新たな分析を提供した。これらはG7に限らず世界中の国々にとって貴重であり政策決定の一助となり得るという。
このうち、水素に関する報告書は、規制の不明確性が水素製造事業開発者の投資決定を妨げている要因の一つであるとし、規制の明確化と投資促進に向け、水素製造の排出原単位に関する透明性強化を要請。
また、鉄鋼に関し、業界の既存の方法や枠組の評価、開発・実施へ次の段階の指針となる「ネットゼロ原則」、G7への政策提言を提供。
再生可能エネルギーの統合については、変動性再エネ(風力・太陽光等)が年間発電量の7割超を占める将来の電力系統への統合を調査し、季節・経年変動に対応する需給調整力を検討。
天然ガスについては、世界的なエネルギー危機、気候変動との闘いという観点から、特にアジアの新興国・途上国に焦点を当て、天然ガスの見通しに影響を与える主な要因を考察している。
国際エネルギー機関

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