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環境ニュース[国内]

鹿島港洋上風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2023.05.01 【情報源】環境省/2023.04.28 発表

環境省は、「鹿島港洋上風力発電事業環境影響評価準備書」(株式会社ウィンド・パワー・エナジー)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、茨城県鹿嶋市及び神栖市沖の海域において、最大で出力159,600kW(単機出力8,400kW×19基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
(1)対象事業実施区域の周辺では、他の事業者による複数の風力発電所が稼働中又は環境影響評価手続中であることから、可能な限り事業者間で調整し、必要な情報を共有することで、累積的な影響を考慮した事業計画とすること
(2)鳥類風力発電設備への衝突や移動経路の阻害等に係る環境影響評価の予測には大きな不確実性を伴うことから、鳥類に係る事後調査については、風車稼働時における鳥類の状況を確認する定点調査を行うとともに、最新の知見や専門家等の助言を踏まえ、本事業による影響が適切に把握できるよう検討を行うこと
等を求めている。

【環境省】

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