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環境ニュース[海外]

ドイツ、ドイツ政府が支援したナミビアのグリーン鉄鋼工場が稼働開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2024.12.06 【情報源】ドイツ/2024.11.21 発表

ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、ナミビアで建設を進めてきたグリーン鉄鋼工場「Oshivela」の稼働を公表した。
これは再生可能エネルギーで生産された水素を利用して鉄鋼を製造する設備であり、12メガワットの容量を持つ電解槽が導入されている。
プロジェクトはドイツ企業であるHyIron GmbH、TS Elino GmbH、LSF GmbH & Co. KGのコンソーシアムによって実施されたもので、連邦政府の支援指針に基づき、2022年12月に1300万ユーロの資金がプロジェクトに拠出されている。

Oshivela工場は世界最大級のグリーン鉄鋼の原料生産設備の一つであり、これによりナミビアの電力業界の温室効果ガス排出量の約半分に相当する年間27,000トンのCO2排出量が削減されるとしている。
プロジェクト関係者によると、ドイツの多数のパートナーがナミビア産のグリーン鉄鋼に対して大きな関心を示しているとのことで、長期的にOshivela工場はドイツの鉄鋼業界向けに最大200万トンの鋼鉄を生産する可能性があるとしている。

【ドイツ連邦経済気候保護省】

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