一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

第159回国会提出5法案の新設規制を事前評価

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2004.06.30 【情報源】環境省/2004.06.29 発表

 環境省は第159回国会に提出した(1)廃棄物処理法改正案、(2)海洋汚染防止法改正案、(3)外来種被害防止法案、(4)事業者の環境配慮活動促進法案、(5)大気汚染防止法改正案−−の5法案について、同省の「政策評価基本計画」に基づく新設規制の事前評価を実施した。
 (1)廃棄物処理施設事故時の規定整備や硫酸ピッチの不適正処理に対する罰則強化を盛り込んだ「廃棄物処理法改正案」については「現在直面する廃棄物を巡る諸課題に効果がある」としたほか、(2)廃棄物海洋投入に新許可制度を創設した「海洋汚染防止法改正案」については「国際合意されたロンドン条約96年議定書を国内法制度として具体化するもので海洋汚染防止に寄与する」と評価した。
 また、(3)生態系、人の健康、農林水産業に有害な外来種の飼養、栽培、輸入などを禁止する「外来種被害防止法案」については「有害外来種の取扱い規制制度創設により、外来種による生態系への被害を防止できる」、(4)独立行政法人などに環境報告書公表を義務づけた「事業者の環境配慮活動促進法案」については「環境報告書の作成、公表の取組みが進展する」、(5)6タイプの施設にVOC排出規制を導入した「大気汚染防止法改正案」について「排出規制と事業者の自主的な取組みを組み合わせた合理的なVOC排出抑制であり、浮遊粒子状物質やオキシダントに関する大気汚染の改善が可能」とそれぞれ評価している。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク