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環境ニュース[海外]

生分解性廃棄物を減らすための調査研究に3000万ポンド

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2004.09.28 【情報源】イギリス/2004.09.10 発表

 台所の生ゴミや庭の剪定屑などの生分解性市町村廃棄物(BMW)の処理に関する最先端の技術を支援するため、イギリスのモーレイ環境大臣は、9月10日、補助金を交付する7つの団体を発表した。新技術実証プログラム(NTDP)は、生分解性市町村廃棄物の処理や転換を目指して行われている二つの補助プログラムの一つである。同プログラムの総額は3000万ポンド(約59億円)となっており、BMWの減少と転換を促進する予定である。
 今回、補助を受けるのは、WasteGen社やデボン・カウンティ・カウンシルなど7つの企業や地方自治体。用いる技術は、嫌気性消化、好気性消化、機械生物的処理(MBT)、熱分解、ガス化、コンポスト化などである。
 これらのパイロットスキームは、企業や地方自治体が協力して実施する。最新の廃棄物処理技術の技術的・商業的な基盤を提供することで、企業と地方自治体が自信をもって取り組めるように配慮したものである。
 5つの実験的な施設が2005年末までに、さらに5つが2006年末までに予定されている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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