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環境ニュース[海外]

コック元首相 EUのリスボン戦略に関する報告書を公表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2004.11.25 【情報源】オランダ/2004.11.05 発表

 オランダのコック元首相らが、EUのリスボン戦略に関する報告書を公表した。オランダのファン・ヘール国務大臣は、この報告書が、環境効率の革新によって、EUは競争力を高めることができるという立場を支持していることを歓迎した。
 EUのリスボン戦略は、2010年までに、EUが、世界で最も競争力の高い、ダイナミックな知識集約型経済となることを目指している。2005年春の欧州閣僚理事会では、この戦略目標を初めて評価する予定である。
 コック元首相の報告書は、環境革新が経済や雇用にもたらす効果に触れ、環境革新がリスボン目標の達成に貢献することが示されている。同報告書は、7月にマーストリヒトで開催された、EUの非公式環境閣僚理事会で採択された勧告に沿っている。この理事会では、オランダ議長国下での環境課題の中心となっているコンセプト、「チャンスとしての環境」について合意に至った。
 ファン・ヘール大臣は、来春のEU閣僚理事会では、各国の首脳により、「クリーンで、賢い、競争力の高い」EUを目指すというメッセージが支持されるよう期待していると述べた。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)

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