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国連環境機関設立に約40か国が賛同 「グローバル環境ガバナンスのためのパリ会議」でシラク大統領が発言

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2007.02.06 【情報源】環境省/2007.02.05 発表

 2007年2月2・3日の両日、フランスのパリで、深刻化する地球環境問題に対応するための行動を議論する「グローバル環境ガバナンスのためのパリ会議」が開催された。
 この会議は、国連環境機関(UNEO)設立を提唱しているシラク大統領の主導によりフランス政府が開催したもの。各国政府、国際機関、企業などの代表者約150名が参加した。
 会議の冒頭、シラク大統領が開会挨拶を行い、深刻な環境問題の解決のために、人間と自然の調和に向けて革命、グローバル環境ガバナンスの強化などが必要であること、京都議定書の次期枠組みを09年までに合意する必要があることを指摘。
 また、デ・ブア気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局長が、シラク発言を受ける形で、京都議定書の次期枠組みを検討する国連総会レベルでのサミットの構想を紹介し、この会議で、次期枠組みの5原則として「長期の取組み、先進国の排出に関する歴史的責任の認識、全地球規模での取組み、途上国への取組みの奨励、途上国への資金メカニズム提供など削減措置の柔軟性」を確立することを提起した。
 会議は分科会形式で進められ、気候変動のほか、生物多様性公害と健康影響、水問題、意識・生産/消費パターンの変革、国際環境ガバナンスが議論されたが、最終日の3日にシラク大統領は、自身が06年9月の国連総会で提案していたUNEO設立について、これまで約40か国の賛同を得たことを公表。設立に向けた取組みを段階的に進めるために、モロッコが提案したUNEOに関する国際会議招致を歓迎することを表明し、会議は閉幕した。

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