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環境ニュース[国内]

国際エネルギー機関、主要クリーンエネルギー技術の生産計画が急増と報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2023.06.07 【情報源】/2023.05.19 発表

国際エネルギー機関(IEA)は、G7広島サミットに合わせ、クリーンエネルギー転換に欠かせない5つの技術(太陽光発電風力発電蓄電池ヒートポンプ、電解槽)の生産状況に関する報告書を公表した。
IEAは、現在の生産能力および発表された生産計画を加えた2030年の生産能力を分析。2022年後半以降、政策支援や投資気運の高まりにより、太陽光発電の生産能力は60%、蓄電池は25%、電解槽は20%増加し、太陽光発電蓄電池はそれぞれIEAの2050年実質ゼロ排出シナリオに必要な2030年レベルを達成。5つの技術の生産高は年間7900億ドルに達する見込みだという。
一方、クリーンエネルギー技術は生産能力が集中しており、今後中国の主導的立場が強まると指摘。柔軟で安定したサプライチェーン構築、気候目標達成、全世界が新エネルギー経済の利益を享受するには効果的な国際協力と更なる多様化が必要だとし、サプライチェーンにおける取組の連携やG7内外の戦略的パートナーシップの構築、新興・途上国への投資促進等を提言した。
国際エネルギー機関

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