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環境ニュース[国内]

国連気候変動枠組条約、途上国援助など重要課題に合意して第26回締約国会議(COP26)が閉会と報告

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2021.11.30 【情報源】/2021.11.13 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、2021年11月13日、イギリス、グラスゴーでの第26回締約国会議(COP26)が重要課題に合意して閉会したと発表した。3本柱である適応、資金、緩和については次の通りである。
 ・適応対策は、世界目標を明確にするための作業プログラムを開始し、途上国への技術支援を行うサンティアゴネットワークを強化する。
 ・途上国への資金援助は、増額の必要性について合意し、援助額を最低2倍にとの要請を受け入れた。先進国から途上国へ毎年1000億ドル拠出する約束を再確認した。また、援助額の世界目標を更新するプロセスを開始する。
 ・緩和対策は、1.5℃目標達成のため、協力して削減目標とのギャップ解消を目指すことに合意した。このほか、国際炭素市場の枠組について合意が成立し、パリ協定は、実施指針であるパリルールブックに基づき完全に機能することとなった。
 シャルマ議長は、1.5℃目標は生きているとはっきり言えるが生命力は弱く、生存は約束の堅持と早急な行動にかかっていると語った。
【国連気候変動枠組条約

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