一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

酸素濃度12%換算の21とは? 

登録日: 2005年04月05日 最終回答日:2005年04月06日 大気環境 大気汚染

No.10179 2005-04-05 04:49:58 くろすけ

焼却排ガスで酸素濃度を12%に換算する計算式は、以下の通りとなりますが、この時に「21」とは何になるのでしょうか?
色々本やHPを調べたのですが、分かりませんでした。
よろしくお願いします。

C=(21−On)÷(21−Os)×Cs 
 C:有害物質の酸素換算値
 On:規制対象施設の種類ごとに定められた値(廃棄物焼却炉等では12)
 Os:排出ガス中の酸素濃度(濃度が20%を超える場合は20で計算する)
 Cs:有害物質の実測値

総件数 2 件  page 1/1   

No.10187 【A-2】

Re:酸素濃度12%換算の21とは?

2005-04-06 14:03:52 まるに

 正確ではありませんが、以下のとおりと記憶しています。具体的には、「公害防止の技術と法規」?などに記述されていると思いますが・・・。
 酸素換算は、本来ばい煙発生施設の種類毎に適正と考えられる排ガスの酸素濃度を定めたものです。
 実際の有害物質測定時に、この濃度(質問では「12%」)よりも大きい酸素濃度であれば、その施設は燃料などに対し過剰に空気を送り込んでいるのであり、悪く言えば、排ガスを薄めて、有害物資の濃度を低くしようとしているものです。
 大気汚染防止法では、このような希釈を認めず、施設毎の換算値を定め、有害物質の濃度を本来の濃度に換算し、その値と基準とを比較して適否の判定を行っています。
 ちなみに、施設のOnが12のとき、有害物質を測定した結果、Cs=50、Os=15(%)ならば、
 C=(21-12)/(21-15)*50=75
 この75が基準を比較すべき値となります。
 *ここでのOs=15は、酸素3%(=15-12)に相当する空気を、施設に過剰に入れて、排ガスを希釈しているということです。


回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。

No.10181 【A-1】

Re:酸素濃度12%換算の21とは?

2005-04-05 20:29:20 JK

空気中の酸素濃度と思っていたのですが・・・?

回答に対するお礼・補足

早速ありがとうございました。
やはり、空気中の酸素濃度ですか。実は私もそうではないかと思っていたのです。21という数字が出てくるのは、空気中の酸素濃度ぐらいしか見つからなかったからです。ただ、それがイコールであると記載されているものが無かったため、質問してみたのです。何か記載されているものとかないでしょうか?
ちなみに、21が空気中の酸素濃度としても、計算式が理解できないのです。(情けない話です)

総件数 2 件  page 1/1