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環境Q&A

3Rより 5R に向かって 

登録日: 2001年05月29日 最終回答日:2001年06月01日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.129 2001-05-29 10:45:46 ねっこ

循環型社会の形成で、その処理の優先順位が法定化されました。
即ち、
一番 : 抑制 Reduce
二番 : 再使用 Reuse
三番 : 再生利用 Recycle
四番 : 熱回収
五番 : 適正に処分、 の順です。

一番から三番は、良く言われている 3Rです。
最近 5Rとも聞きます。 この5Rは何でしょうか。
誰か教えて下さい。 ヨロシク、、、。

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No.143 【A-2】

Re:3Rより 5R に向かって

2001-06-01 14:42:09 東京都 / ちしゃ

4Rというのはよく聞きます。
4Rでよくいわれるのは、refuse(不要なものは買わない)/reduce(ごみとして出さない、ごみのかさをへらす)/reuse(そのままつかえるものは再利用する)/recycle(リサイクルする)
http://www.yasuda-pavilion.com/html/lecture/01.html(安田火災エコクラシーの森)
ですが

カナダ大使館のホームページ「カナダのリサイクル事情」
http://www.canadanet.or.jp/about/faq_recycle.shtml
のなかではrefuseのかわりにrecovery(回収)があげられていて、そういうのもあるようです。

5Rについても諸説あるようで(^^;)、
http://homepage1.nifty.com/kabochan/eco02.htm
では「Reduce,Refuse,Reuse,Recycle,Repair(修理して使う)」

台湾の環境保護署でも
http://recycle.epa.gov.tw/FAQ/FAQ_recycle.htm#recycle02
Reduce,Reuse,Repair,Refuse,Recycle
になっています

工場の生産現場用では
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/2840/eco/eco-3-1.htmでは
Reduce,Reuse,Recycle,Refine(出すゴミは、リサイクルしやすい用に分別する),Reconvert to Energy(以上の4つでも利用できないゴミは、燃やす時の熱を利用する)
などというのがあり、他にもrethink(発想を変える)などという言葉が入っているのもあるようです。

それぞれ、そういわれれば"なるほど納得”と思う部分があり、どれが正しいというのではなく、資源を無駄にせず、製品を大事に使う という姿勢が大事なのだと思います。

回答に対するお礼・補足

返事が遅くなりましたが、貴重な時間を割いて頂きありがとうございました。
Thank you very much !!!

No.142 【A-1】

Re:3Rより 5R に向かって

2001-06-01 13:45:42 東京都 / akiref

>循環型社会の形成で、その処理の優先順位が法定化されました。


あえて5Rという形にするとすれば、
 熱回収・・・Retrieve energy(もしくはReconvert to energy)
 適正処分・・・Reasonable management(もしくはRight disposal)
でしょうか。


3Rや5R、あるいは7Rなどともいいます。特に定まっているわけでもなく、いろいろなパターンが見られるようです。
エコライフ行動としてののオーソドックスな5Rは、

「5R」
 REFUSE・・・不要なものは、買わない・もらわない
 REDUSE・・・環境負荷を減らす(ごみの発生量や資源の使用量を減らす)
 REUSE・・・そのままのかたちで再利用する
 REPAIR・・・修理しながら長く使い続ける
 RECYCLE・・・新たな製品を生み出す再資源化に協力


この他、
 RETURN・・・購入先に戻せるものは戻す活動
 REFORM・・・形を変えて別の用途に活用する
 REBUY・・・リサイクルされたものやリユース品を積極的に購入または利用する
 REGENERATION・・・再生品の使用を心がける

などが、好みや場合によって追加されたり代わりに使われることがあるようです(いろいろ考えるものですね!)。


一方、広義のリサイクル技術として、5Rを定義するケースもあります。
トヨタの「5R活動」では、
「廃棄物の低減と再資源化活動を推進するため、車両の企画、開発、設計段階から生産、廃棄に至るまでの一貫した活動を通して「5R活動」を実施」としています(http://www.toyota.co.jp/eco/kankyo/chapter3/p3_18.html)。

「5R活動」とは、廃棄物を出さないことが原則であり、
製品企画、開発、設計の段階から、
1.Refine(質変換)、
2.Reduce(低減)により、
製品事前評価制度を導入し展開しています。
そして、やむなく発生した廃棄物については、
3.Reuse(再使用)、
4.Recycle(再利用)
により、物質資源として再資源化を行っています。
さらに、それでも有効活用できない廃棄物については、
5.Retrieve Energy(エネルギー利用)
により、最終的にエネルギー資源として有効に活用しています。

(5は、reconvert to energyが使われることも)


まあ、スローガンのようなものなので、うまく「R」にこじつけていろいろつくってみればいいのではないでしょうか(というのはちょっと乱暴過ぎますか?)。

回答に対するお礼・補足

返事が遅れました。
貴重な時間を割いて頂き深謝いたします。
Thanks again and best regards,

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