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環境Q&A

IMDSのワイルドカードについて 

登録日: 2016年08月25日 最終回答日:2016年08月30日 環境行政 法令/条例/条約

No.40507 2016-08-25 13:30:57 ZWlf444 えんちゃん

IMDSシートを作成しているのですが、その中でワイルドカード(10%までであれば化学物質を隠すことが出来る)ものがあります。
そのワイルドカードが9種類あるみたいなのですが、具体的に名称はわかりますでしょうか?
ネットで調べるといろいろと出てきて、
“Inorganic Ingredient, not to declare”と“Inorganic Ingredient”は同じだと思うのですが、”not to declare”が入ることによってどう違うのでしょうか?
教えて下さい。
また、日本語も分かれば教えて下さい。
宜しくお願い致します。

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No.40519 【A-1】

Re:IMDSのワイルドカードについて

2016-08-29 14:47:47 totto (ZWlde47

>また、日本語も分かれば教えて下さい。

ここに詳しく解説されています。

http://houkoku.think-reed.jp/modules/pico/index.php?content_id=24



IMDSにログインし ヘルプ - レコメンデーション で

IMDS001の和文PDFをダウンロードすると P19 に解説されています。

回答に対するお礼・補足

totto様

ご回答、ありがとうございます。
“http://houkoku.think-reed.jp/modules/pico/index.php?content_id=24”のホームページは拝見させていただいたことがあります。
記載中に、『Flame retardant, not to declare
このワイルドカードはプラスチックに対して使用できないことがある。詳細はIMDSレコメンデーション010を参照のこと。』とか、
『not yet specified
開発中の部品に対してのみ使用することができる。
開発プロセス中でデータが利用可能な状態にない場合に利用する。
最終製品の報告に使用してはならない。』等記載されていて、具体的な意味がよくわかないので、もっと素人でもわかる英語と和訳の対比があればなと思い、投稿させて頂きました。

IMDSにログインということは、IMDSの会員ではないと見れないということですよね。
弊社は会員では無いので見れません。
その和文PDFの19ページを拝見してみたいのですが、IMDSのログイン以外で拝見することは可能でしょうか?

宜しくお願い致します。

No.40520 【A-2】

Re:IMDSのワイルドカードについて

2016-08-29 16:48:43 totto (ZWlde47

>ワイルドカードが9種類あるみたいなのですが、具体的に名称はわかりますでしょうか?

英文ですが、P49に9種類掲載されています。

https://public.mdsystem.com/documents/10906/16811/IMDS+Create+MDS+tips_Material.pdf/11ee4395-31de-4b44-ae30-6e3b34d2e98d


IMDSに企業登録してはいかが?

https://public.mdsystem.com/ja/web/imds-public-pages/comp-registration/

回答に対するお礼・補足

totto様

ご連絡ありがとうございます。
英文のアドレス、ありがとうございます。
こちらは最新版でしょうか?
“hp”と記載されておりますが、『HP(ヒューレット・パッカード)』と関係あるのでしょうか?

IMDSに登録する際は、年会費等必要ですよね?
特にクルマメーカーではないので、登録しておりませんでした。

No.40522 【A-3】

Re:IMDSのワイルドカードについて

2016-08-30 09:23:59 totto (ZWlde47

>“hp”と記載されておりますが、『HP(ヒューレット・パッカード)』と関係あるのでしょうか?

HPが開発・保守を行っています。



>IMDSに登録する際は、年会費等必要ですよね?

無料です。


https://public.mdsystem.com/ja/web/imds-public-pages/new2imds/

回答に対するお礼・補足

totoo様

ご回答ありがとうございます。
“HP(ヒューレット・パッカード)”が開発・保守を行っているのですね。
ありがとうございます。

IMDSの登録は、無料とのこと、ありがとうございます。

ただ、ワイルドカードについて英語の説明文のみでしたが、和訳すると微妙に意味が合わないものがあったりするので英語の説明文のみなのでしょうか?
“Inorganic Ingredient, not to declare”と“Inorganic Ingredient(無機物質)”は同じだと思うのですが、”not to declare”が入ることによってどう違うのかいまいちよくわかりません。

No.40523 【A-4】

Re:IMDSのワイルドカードについて

2016-08-30 12:48:31 totto (ZWlde47

>そのワイルドカードが9種類あるみたいなのですが、具体的に名称はわかりますでしょうか?

9つのジョーカー/ワイルドカードは、それぞれ以下の場合に使用できます。
1. Flame retardant, not to declare: このワイルドカードは、要申告ではない難燃剤の場合に使用します。
2.Further Additives, not to declare: このワイルドカードは、要申告ではない添加剤 (ポリマーなど) の場合に使用します。
3.Impact modifier, not to declare: このワイルドカードは、要申告ではない、かつ材料の耐衝撃性に影響を与える物質の場合に使用します。
4.Inorganic Ingredient, not to declare: このワイルドカードは、要申告ではない、かつ純物質として材料に含まれる無機物質 (岩石粉末や灰分など) の場合に使用します。
5.Misc., not to declare]: このワイルドカードは、要申告物質ではない不純物または残留物の場合に使用します。
6.Not yet specified, not to declare: このワイルドカードは、開発フェーズ中に準備段階の材料データシート内で、材料に含有される化学物質のうち、まだ確定されておらず、要申告にはならないと見込まれている物質に対して使用します。
7.Organic Ingredient, not to declare: このワイルドカードは、材料に純物質として含有される要申告ではない有機物質 (木質繊維など) の場合に使用します。
8.Pigment portion, not to declare: このワイルドカードは、要申告ではない色素の場合に使用します。
9.Plasticizer, not to declare: このワイルドカードは、樹脂に含有され、材料の変形挙動に影響を与える物質(可塑剤)のうち要申告ではない物質の場合に使用します。

“Inorganic Ingredient, not to declare”の文字列がワイルドカードです。切り離しては使用しません。

回答に対するお礼・補足

totoo様

詳細なご回答、ありがとうございます。
中身をしっかり読んで勉強します。

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