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環境Q&A

もっと「歩きタバコ」の規制を(ご意見募集) 

登録日: 2004年04月03日 最終回答日:2004年08月04日 健康・化学物質 公害予防/被害

No.5528 2004-04-03 22:30:46 JPCCN関西 化情技セ

甲子園の熱気に負けないくらい熱い、
兵庫県西宮市、JPCCN関西 化学情報技術センターの井田です。

「歩きタバコ」で不快な思いをされた方は多いかと思います。
たかが「歩きタバコ」と思われる方もあるかもしれませんが、「歩きタバコ」は、とくに都会のなかでは、快適な都市環境を脅かしかねない重大な「環境エゴ」です。

炎が衣服や皮膚に接触する恐れがあるなどの物理的にな危険や、見苦しいだけではなく、有害化学物質と健康影響の面でも、結果としてPAHsやダイオキシン類、芳香族アミン類やフェノール類など数多くの有害物質がもたらす健康上のリスクを歩行者に強要することになります。
このように考えれば、絶対に許されてはならない身勝手な行為であると考えるようになる方も多いのではないでしょうか。

東京都千代田区から始まった路上喫煙禁止条例は全国的に反響を呼びましたが、こちら関西地区(大阪市内など)では、規制には至っておらず、路上喫煙者(「歩きタバコ」)は後を絶ちません。

「職場や家庭では禁煙が常識になっているのに、なぜ路上の歩行者はタバコ?」「子どもの目線でタバコなんて、無神経だ」「何度も衣服を焦がされた」など、いろいろな思いやいやな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

「歩きタバコ」の条例による禁止をもっと多くの自治体で実現していただきたいものです。
望ましくは、今回のアイルランドでの「公衆の室内環境中での全面禁煙」といったように、(追随するようにはなりますが、)日本全国で国の法律として、喫煙そのものを厳しく規制していただきたいものです(なお、タバコは一種の「作用が緩慢な麻薬」ともいえるものです。ニコチンは生理活性の強いピリジンアルカロイドであり、いざ禁煙しようとしてもタバコがなかなかやめられない禁断症状(ニコチン依存症)に苦しんだり、喫煙で喫煙者本人が一時的な快楽が得られるということからも理解されます)。

みなさんのご意見や「歩きタバコ」に対する苦情などをお待ちしております。

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No.7166 【A-27】

Re:もっと「歩きタバコ」の規制を(ご意見募集)

2004-08-04 03:10:44 ジオドクター

東京都 / 都民 様へ

タバコが売っている限りやめられないと仰られていた都民様が禁煙をするとは少々驚きました。
長い間喫煙されていると、禁煙が大変でしょうが、ぜひとも頑張ってください。(少々他人事ですみません)
私の先輩で十年以上喫煙されていた方が、結婚を機に禁煙をはじめました。酒を飲んだりすると吸いたくなる事があるようですが、気合と根性で頑張っています。都民様も誘惑に負けず頑張ってください。


No.7160 【A-26】

Re:もっと「歩きタバコ」の規制を(ご意見募集)

2004-08-03 17:48:36 民間担当

私は非喫煙者ですから、この投稿について関心をもっていたものの、個人的には「マナーの問題」と考えていましたので、別件以外での投稿はしませんでした。しかし、この投稿で最初に一石を投じられた「都民」様が、「らくらく禁煙コンテスト」に応募されたのは大変喜ばしいことだと思います。

是非とも頑張ってください。

やはり、お医者様の言葉には力があると感心しました。

ところで大竹医師にお尋ねしますが、師がおっしゃっておられます「煙草葉の乾燥のためだけに世界中の森林の1/6は使われているそうです」の出展を教えていただけませんでしょうか?

世界中の森林面積は、約45億5千万haあると言われております。これは、全陸地面積の約27%にあたるもので、その1/6が煙草葉の乾燥のためだけに使われているということは、あまりにもその量が膨大すぎますので俄かには信じることができません。お医者様のデータだけに、この値が一人歩きすることがあるかと思われますので、大変失礼かとは思いますが、ここでその出展を明らかにしておいて頂きたくよろしくお願いいたします。

No.7153 【A-25】

ごぶさたしました。

2004-08-03 14:35:58 東京都 / 都民

大竹様

そうですか、子供の受動喫煙とはショックでした。
勉強になりました。

私事ですが、今回、
(財)日本予防医学協会の「らくらく禁煙コンテスト」に参加しています。
一応この場を借りて、宣言させて頂きました。

No.7001 【A-24】

呼気による受動喫煙

2004-07-25 11:00:02 大竹

禁煙指導をしている医師です.環境についてEICネットを参照していたら,議論があったので,情報提供を.
他人の迷惑にならないように吸ったとしても,自分の家族にはenvironmental tabacco smoke(受動喫煙よりは,ETSが専門家向け用語)を強制させているという事実があります.

http://www1.sumoto.gr.jp/shinryou/kituen/kinen_supportcenter/bunen_yori_kinen.htm
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喫煙者の呼気も受動喫煙の原因になる (2004/4/5 Reuters Health記事・切明義孝氏訳)
Kids at risk even if parents go out to smoke-study
 喫煙する親の子供は、非喫煙者の子供と比べ、受動喫煙関連疾患の危険が2倍になります。たとえ母や父が屋外でしか喫煙しない場合でも同じく受動喫煙関連疾患の危険が2倍になるということがスウェーデンの研究で示されました。SOURCE: Pediatrics, April 2004.
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どこで吸ってもタバコはタバコ 庭で吸っても家族は受動喫煙の被害を被る  (2004/3/4 Nature BioNews記事)
 一服するためにわざわざ家の外に出ることにしている喫煙者の家でも埃や空気から、このニコチンが検出できる。こういう家の子供は、非喫煙者の子供に比べると体内のニコチン量が8 倍にまで増えていることがわかった。
→計測すると20本のスモーカーの呼気には20ppm以上のCOが入っています.Smokefree Workspace以外に,Smokefree Bar&Restaurantが,多くの国で採用されてきていますし大勢の人が集まる場所での喫煙も規制されています.

身近な最大の環境汚染物質はタバコ煙と考えています.環境ホルモンで病気になる人を病院で見ることはないですが,タバコ病の人は毎日,いやになるほど,来ます.この問題を軽視すべきでないと思います.煙草葉の乾燥のためだけに世界中の森林の1/6は使われているそうです.

回答に対するお礼・補足

医師としての貴重な意見や情報を提供していただき、誠にありがとうございます。

このように、タバコは「合法化された凶器」といえるようなものであり、大竹様の提供頂いた情報でも、喫煙者自身よりも、ETSによるタバコ病被害者の問題のほうがはるかに深刻であることが示されています。
自動車や工場の排気ガスの問題がいくら改善されても、タバコ煙の有害化学物質問題は、喫煙者のエゴというものを許さない社会づくりをしない限り、いつまでも問題として議論の対象になると思われます。大竹様のおっしゃるように、このような状況にあっては、現在のところ最も悪質にして最大の環境汚染物質としての不動の地位にあるといえるでしょう。また、タバコの生産のために森林を犠牲にするという問題も決して無視できない問題だと思います。
こちらからさらに問題提起をすれば、タバコそのものだけではなく、それに使われるポストハーベストの問題もあることを忘れてはなりません。例えば、タバコ乾燥葉の貯蔵中には、防除がきわめて困難なタバコシバンムシという害虫が発生します(通常は殺虫剤としても使用されうるニコチンに対して完全な抵抗性を持っていることから、そのしぶとさは誰にでも予想はできることと思われます)。その害虫を駆除するために、大量の合成ピレスロイド系殺虫剤などが使用され、それらが残留したものが、実際にタバコになっているわけです。その他、リスクコミュニケーションの推進に逆行する、タバコに使用される添加物の非公開も大きな問題です。

これらについても含めて、ご意見等をお願いいたします。

No.6183 【A-23】

「意見募集」の開設責任をお願いします

2004-06-04 17:21:59 民間担当

JPCCN関西化学情報技術センターの井田様、マタカ様の要請に返事を出されては如何でしょうか?

少なくとも「意見募集」を開設されたのですから、あなたにはその責任を果たす義務がおありではありませんか。もし、「甲子園の熱気に負けないくらい熱さ」は消え失せてしまったのであれば、せめてあなたが開かれたこのコナーを「締め切る」のが最低限のマナーだと思います。

このEICネットの前のバージョンで、最初に井田様から「無知蒙昧の徒」の如く扱われた者にとっては、これまでの井田様の言われていたことと、いささか違った対応に疑念を抱きます。

回答に対するお礼・補足

JPCCN関西 化学情報技術センターの井田です。

この掲示板での回答は飽くまで開設者の裁量権に委ねられており、いかなる者も開設者等に意見を強要できるものではないことはご理解いただいていることと存じます。

どうしても回答を保証してほしいという方は、JPCCNの正会員として登録(要審査)されてから、JPCCNに直接技術サポート依頼をされてはいかがでしょうか。それが公益活動を支え、環境保全型社会に向けての活動を行う者としての良識というものではないでしょうか。

No.6083 【A-22】

Re:もっと「歩きタバコ」の規制を(ご意見募集)

2004-05-29 20:51:46 マタカ

 質問をしてからもう一カ月になりますが、いまだにお答えがありません。
 馬鹿なお前たちの相手はできないと思っておられるのかもしれませんが、井田さんの知見を参加者に披露するチャンスではないですか、問題を提起した者の責務として、質問に答えて下さい。

No.5776 【A-21】

Re:もっと「歩きタバコ」の規制を(ご意見募集)

2004-05-04 10:03:38 ジオドクター

井田様へ
提案なのですが、このフォーラム(とQ.A)について、少し距離を置いて見ていただけないでしょうか?
環境について話し合われる場に、井田様のような博識者は必要ですが、言動が厳しすぎてなかなか意見、その他を言うことが出来ません。(人間の心理として、持論が反論されることを嫌うので・・・)
法規制などの倫理感で話が出来る場も、知識を持ち合わせてないと話が出来なくなってしまうとなると、このフォーラムの本来の趣旨から離れてしまうような気がします。
私は環境について、素人に毛が生えた程度の知識しか持ち合わせていませんが、こういう討議が出来る場に参加したいと思っております。
素人でも参加できるような雰囲気作りも必要かと思いますので、少し距離を置いて見ていただいて、素人でも解り易い回答、助言をお願い致します。(出来るだけ柔らかい物腰でお願いします)

それと、法規制についてですが、前に書いてましたが、法律でタバコの禁止というのは不必要ではないかと思います。マナーの問題ですので、タバコの禁止ではなく、ポイ捨てや、公共の場で分煙が出来ない場所での喫煙の禁止程度でよいのではないでしょうか?

No.5772 【A-20】

Re:もっと「歩きタバコ」の規制を(ご意見募集)

2004-05-01 23:58:24 マタカ

 馬鹿な私にも分かるように説明してほしいと訴えたつもりですが、相変わらず「人のいうことをまともに聞いているのでしょうか?」と一蹴されてしまいました。
>これがタバコの麻薬性を示す根拠以外のなにものだというのでしょうか?
とのことですが、個人差があるのか、私は禁煙に際し禁断症状を感じませんでした。
 そこで、 初歩の化学は学んだものの、麻薬や薬学などに関する知識を持ち合わせていない私がよく分からない、次の疑問についてご教示お願いします。
・ 麻薬とはアルカロイドのことなのでしょうか(ヘロインもモルヒネもアルカロイドですが、コーヒーやお茶に含まれるカフェインもアルカロイドです。コーヒーやお茶も麻薬なのでしょうか。)
・ それとも、貴方の言われる麻薬性(@快楽性・A習慣性(禁断症状))のあるものをいうのでしょうか(コーヒー中毒とかいって、コーヒーを飲んだら気分が高揚しますし、コーヒーの禁断症状を訴える人も居ます。アメリカではコーヒーも麻薬として認識されているのでしょうか。)
・ タバコにしろ、コーヒーにしろ、生類哀れみの令の例もあるように、禁止するからには法律か条例で定める必要があります。「禁止も間近」と言われるからには、どこかで法(条例)案が検討されていると思うのですが、どこの役所で行われているのでしょうか? 
・ タバコの麻薬性はアメリカの常識となっていることを論拠としておられますが、アメリカの常識が正しいとする根拠はなんでしょうか

No.5769 【A-19】

Re:もっと「歩きタバコ」の規制を(ご意見募集)

2004-05-01 10:36:46 aqua-play

「あなた方は、人のいうことをまともに聞いているのでしょうか?」

聞いているか聞いていないかは誰が判断するのか分かりませんか、私は聞いています(言い切る)

「これがタバコの麻薬性を示す根拠以外のなにものだというのでしょうか?」

それは知っています、しかしそんなことは聞いていません

「禁止薬物となるのは、もう間近でしょう。」
「タバコの麻薬性は、アメリカなどではすでに常識になっています。」

について聞いているのです

No.5765 【A-18】

Re:もっと「歩きタバコ」の規制を(ご意見募集)

2004-04-30 22:00:54 マタカ

>タバコの麻薬性は、アメリカなどではすでに常識になっています

 貴方の書き込みに共通している欠点がまたしても現れました。
 貴方の博識には敬意を表しますが、貴方の主張は、常に、サラリーマンさんが二槽式洗濯機に関する書き込みの中で求めた「エビデンス」の無い論証で、根拠は伝聞とか主観にすぎません。
 アメリカで行われていることを無条件に受け入れるなら、貴方はわが国がアメリカに求めている狂牛病の全頭検査も不要だと言うのですか?
 それとこれとは別だとおっしゃるのかもしれません。私も同列で論じることではないとは思いますが、「アメリカでは」のひと言で切り捨てずに、その根拠を「勉強しろ」ではなく、きちんと示すべきと思います。
 「やってみよう!石けんでふきんの煮洗い!」への私の書き込みに対して、貴方は「あなたの場合、回答するかしないか以前の問題ですので、JPCCNのホームページを自分で理解できるまでしっかりと読んでから出直してください。」と書かれていましたが、そこからは私が指摘した疑問に対する答えは読み取れませんでした。お前が馬鹿だから分からないのだと言うなら、馬鹿にも分かるように説明(助言)するのがこのフォーラム(Q&A)の主旨ではないかと思うのですがいかがでしょうか?

回答に対するお礼・補足

aqua-play、マタカ両氏へ

あなた方は、人のいうことをまともに聞いているのでしょうか?

同じことを繰り返し言いたくはないのですが、最初の問題提起で、JPCCN関西 化学情報技術センターは、このように、タバコに含まれるニコチンの麻薬性について、このように説明しています。

ニコチンは生理活性の強いピリジンアルカロイドであり、いざ禁煙しようとしてもタバコがなかなかやめられない禁断症状(ニコチン依存症)に苦しんだり、喫煙で喫煙者本人が一時的な快楽が得られるということからも理解されます。

禁断症状は、つまりあまりにもよく知られた麻薬の弊害であり、この治療を行うためのニコチンガム製剤も医院の処方薬や市販薬(医薬品)として使われています。同じように、麻薬依存症の治療も、医師の厳重な監督下で、依存症の原因となった麻薬の使用量を徐々に減らし、最終的には0にして禁断症状を解く措置が講じられます。

これがタバコの麻薬性を示す根拠以外のなにものだというのでしょうか?

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