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ブラキストン線 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

ブラキストン線

ブラキストンセン   【英】Blakiston’s Line  

解説

本州と北海道の間にある津軽海峡を東西に横切る生物地理上の境界線。「津軽海峡線」ともいう。

イギリスの軍人・動物学者のT. W. ブラキストン(1832-1891)が提唱したことから命名された。「渡瀬線」などとともに、日本の動植物の分布を区分する重要な境界線。

動物相はブラキストン線を境に、北のシベリア亜区と南の満州亜区に分かれる。ブラキストン線は、ニホンザルツキノワグマニホンカモシカ・モグラ科などの北限、ヒグマ・クロテン・ナキウサギ・シマリスなどの南限となっている。

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