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メヒルギ 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.15

メヒルギ

メヒルギ   【英】Kandelia Candel  

解説

ヒルギ科メヒルギ属(Kandelia)のマングローブで世界に1属1種である。東南アジア、南アジアを中心に分布する。

本種はヒルギ科の中で最も高緯度にまで分布し、鹿児島県喜入町にある本種の生育地が世界のヒルギ科植物の北限にあたる。日本では主に琉球列島に分布する。

生育地はマングローブ内を流れる水路沿いである。樹高4-7m、葉は対生し、長楕円形で円頭、長さ8-15cm。樹皮は帯赤褐色で粉状にざらつき、薄い小片になって剥離する。花期は6-7月、胎生種子の萼辺は反り返り、胚軸は長さ15-40cm、径は約1cmである。地下から径1cm、高さ10-20cm程度の気根を出す。

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