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溶存酸素 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2026.07.29

溶存酸素

ヨウゾンサンソ   【英】Dissolved Oxygen  [略]DO  

解説

水中に溶解している酸素の量のことで、水質汚濁状況を測る代表的な指標の1つ。

酸素の溶解度は、水温、塩分、気圧等に影響され、水温の上昇につれて小さくなる。例えば、25℃、1気圧(1013hPa)において、純水に溶解する飽和酸素濃度は8.11mg/Lである。

一般に、清浄な河川では、水中の溶存酸素はほぼ飽和値にあるが、水質汚濁が進んで水中の有機物が増えると、好気的微生物による有機物の分解に伴って多量の酸素が消費され、水中の溶存酸素濃度が低下する。溶存酸素濃度の低下は、好気性微生物の活動を抑制して水域の自然浄化作用を低下させることになり、有機汚濁の進んだ河川水では、気温の高い夏期などに、水生生物の壊死を招くこともある。

一般的に魚介類が生存するためには3mg/L以上、好気性微生物が活発に活動するためには2mg/L以上が必要とされている。

水質環境基準生活環境項目では、平成28年3月に底層溶存酸素が環境基準として設定され、令和3年12月に琵琶湖及び東京湾において全国初となる水域類型指定が行われた後、伊勢湾、大阪湾、三河湾、霞ケ浦などで追加指定されている。(2003年9月作成、2026年4月更新)


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