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生物分類(科、属、種、亜種) 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

生物分類(科、属、種、亜種)

セイブツブンルイ(カ、ゾク、シュ、アシュ)   【英】Classification  

解説

生物を形態などの違いにより区別し、共通点によりまとめること。ダーウィンが「種の起源」を発表して以来、「生物は進化する」という考え方に基づいて、生物を形質(形態、機能、成分)が似たもの同士に分けて体系づける分類方式がとられるようになった。これを自然体系(自然分類)という。

「分類階級」は上位のものから、「界(かい)」「門(もん)」「綱(こう)」「目(もく)」「科(か)」「属(ぞく)」「種(しゅ)」の順。分類階級が上のものほど、より広い共通点や相違点で括り分けられている。「種」は生物分類上の基本的な単位で、通常は同じ種の個体間でしか繁殖しない。一方、同じ種でも分布する地域により色や形に違いがみられ、地域間で異なる集団と認められる場合、これらを「亜種」という(例えば、ニホンザルという種に対して、ヤクシマザルは亜種)。亜種の中で最初に学会に登録されたものを「基亜種」という。

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