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統合的汚染防止管理指令【EU】 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2026.09.03

統合的汚染防止管理指令【EU】

トウゴウテキオセンボウシカンリシレイ   【英】Council Directive 96/61/EC of 24 September 1996 Concerning Integrated Pollution Prevention and Control  [同義]IPCC指令  IPPC指令 

解説

1996年9月に採択されたEUの指令。英語名よりIPPC指令(IPPCはIntegrated Pollution Prevention and Controlの略)とも呼ばれる。本指令は事業の操業許可制度を設け、EU域内にある汚染源からの汚染を最小化することを目的としている。

本指令は産業活動を行う新規又は既存の設備による空気、水質、土壌に対する排出を統合的に扱うものであり、1999年に産業活動(エネルギー産業、金属業、鉱業、化学工業、廃棄物業ほか)の新規設備等に適用された。

本指令の対象となる設備は操業許可が必要となり、継続的な監査及び許可条件の更新の対象になった。本指令に基づくの操業許可には「利用可能な最善の技術(Best Available Technique:BAT)」を基にした排出基準および操業条件が用いられた。また、エネルギー使用、廃棄物及び事故防止に関する条項が定められていた。

その後、2008年に改正、2010年に産業排出指令(2010/75/EU、IED)となり、さらに2024年に改正、強化された(2024/1785、IED-2)。(2026年8月改定)


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