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東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク

ヒガシアジアオーストラリアチイキシギチドリルイジュウヨウセイソクチネットワーク   【英】East Asian-Australasian Shorebird Site Network  

解説

シギ・チドリ類の重要な生息地を協力して保全するための多国間ネットワーク。アジア太平洋地域の渡り性水鳥保全戦略に基づき、発足した「重要生息地ネットワーク」のひとつ。普及啓発や保全に関する情報交換などを行ってきたが、2006年11月、アジア太平洋地域渡り性水鳥保全戦略が発展的に解消し、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ渡り性水鳥保全連携協力事業)に引き継がれることになった。

1996年のラムサール条約第6回締約国会議を契機に発足。同ネットワークには、日本、ロシア、中国、韓国、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニアの9カ国から、シギ・チドリ類にとって国際的に重要な生息地27カ所が参加してきた(2002年5月現在)。日本からの参加地は、谷津干潟(千葉県)や吉野川河口(徳島県)など5カ所(同年同月現在)。シギ・チドリ類は、東アジアからオーストラリア地域までという最も長い距離を移動する渡り鳥。東南アジアから日本を含む東アジア地域では、大規模な飛来地を保護区としているところが少なく、渡り鳥生息地の保全が進んでいない。

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