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東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク

ヒガシアジアチイキガンカモルイジュウヨウセイソクチネットワーク   【英】Anatidae Site Network in the East Asian Flyway  

解説

東アジア地域に生息するガンカモ類(ハクチョウ類、ガン類、カモ類)の重要な生息地を協力して保全するための多国間ネットワーク。アジア太平洋地域の渡り性水鳥保全戦略に基づき、発足した「重要生息地ネットワーク」のひとつ。普及啓発や保全に関する情報交換などを行ってきたが、2006年11月、アジア太平洋地域渡り性水鳥保全戦略が発展的に解消し、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ渡り性水鳥保全連携協力事業)に引き継がれることになった。

なお、同ネットワークは1999年のラムサール条約第7回締約国会議を契機に発足。日本、ロシア、モンゴル、中国、韓国、フィリピンの6ヶ国から、ガンカモ類にとって国際的に重要な生息地27ヶ所が参加した(2002年4月現在)。日本の参加地は、釧路湿原(北海道)や琵琶湖(滋賀県)など15ヶ所(同)。1999年に同ネットワークがとりまとめた東アジア地域の「ガンカモ類重要生息地アトラス」に掲載された337ヶ所のうち、約8%が同ネットワークに参加した。

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