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アルコール混合ガソリン 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2009.10.14

アルコール混合ガソリン

アルコールコンゴウガソリン  

解説

メタノール(メチルアルコール)、エタノール(エチルアルコール)などのアルコールをガソリンに一定比率で混合させた燃料。

まずメタノールについては、アメリカでは代替燃料自動車としてM85(メタノール85%、ガソリン15%)が利用されてきたが、現在では新車の生産は中止されている。日本では、低公害車のひとつとしてM100(メタノール100%)の形で貨物自動車を中心に普及が進められているが、インジェクターや点火プラグ/グロープラグの耐久性の向上、低温始動性の確保、始動時のアルデヒドの低減などいくつもの課題をかかえている。

一方、エタノールについては、アメリカでは1980年代からE10(エタノール10%、ガソリン90%)が普及している。当初は大気汚染対策(冬場のCO)が主眼であったが、バイオエタノールを利用することによる地球温暖化対策としての効果にも注目が集まっている。日本では、近年地球温暖化対策としての導入が検討されており、当面E3(エタノール3%、ガソリン97%)の実用に向けて準備がすすめられている。

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