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RDF発電 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2015.01.23

RDF発電

アールディーエフハツデン  

解説

RDEはRefuse Derived Fuelの頭文字による略称で、ごみや廃プラスチックなどを乾燥・固形化して直径1-1.5cm、長さ数cmの棒状にしたもので、燃料として使用される。水分は10%程度、発熱量は4,000-5,000kcal/kg程度。このRDFを燃料として発電に利用するのが「RDF発電」である。ごみのRDF化によりごみが減容化されて輸送し易くなり、また、ごみに比べて発熱量が高まって燃料として使い易くなるメリットがあり、ゼロエミッションを目指すごみ処理システムの在り方として、また燃焼管理と排ガス処理を適切に行うことによってダイオキシン類の発生を抑制することのできる処理方法として、全国各地で採用されつつある。しかし、2003年8月には「三重ごみ固形化燃料発電所」で事故が発生したが、RDFの貯蔵タンクが爆発したもので、有機物の醗酵・発熱・熱分解、含有アルミニウムの水和などが原因と考えられており、その管理が適切に行われる必要があるものとされる。

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