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気候変動枠組条約第14回締約国会議 環境用語

作成日 | 2009.07.10  更新日 | 2023.09.04

気候変動枠組条約第14回締約国会議

キコウヘンドウワクグミジョウヤクダイ14カイテイヤクコクカイギ   【英】The 14th Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change  [略]COP14  [同義]COP14  国連気候変動枠組条約第14回締約国会議 

解説

ポーランドのポズナニ(ポズナンと表す場合も)で2008年12月1日から12日の間に開催された。併せて京都議定書第4回締約国会議(MOP4)も行われ、COP14/MOP4などと併記して呼ばれることもある。

この会議では、2013年以降の地球温暖化対策の枠組みが中心課題として世界の注目を集めた。参加各国は、2009年末に予定されているCOP15/MOP5において地球温暖化防止のための野心的・効果的な枠組に合意すべく、翌年には完全に「交渉モード」に移行することを約束した。また附属書I国のさらなる約束に関しても、全体の削減レベル、国ごとの削減レベル、約束期間、削減目標のあり方、削減ポテンシャルなどが議論され、引き続きワークショップなどを活用して検討をしていくこととされた。

このほか、「技術移転に関するポズナニ戦略プログラム」が承認され、さらに、クリーン開発メカニズム(CDM)事業の利益の一部や寄付金を財源とした途上国向けの適応基金、CDM手続きの簡素化・迅速化、森林減少・劣化からの温室効果ガス排出削減REDD)についても進展が見られた。

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