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BTL燃料 環境用語

作成日 | 2010.06.10  更新日 | 2010.06.10

BTL燃料

ビーティーエルネンリョウ  

解説

Biomass To Liquidsの略で、バイオマスをガス化しそれを合成して液化した燃料油。新しいディーゼル燃料のひとつとして、GTL(Gas To Liquids)、CTL(Coal To Liquids)、DME(ジメチルエーテル)などとともに研究開発が進められている。製造システムの一例としては、間伐材や稲わらなどの木質バイオマスを高温下でガス化(主に一酸化炭素と水素)しタール分、硫黄分などを取り除いた後、触媒反応で合成油を生成するものがあげられる。この燃料を使用したディーゼル排気ガスは、従来の軽油に比べ粒子状物質や硫黄酸化物が少なく、また、カーボンニュートラルと考えられることから地球温暖化対策にも効果的とされ、将来のディーゼル燃料として開発に注目が集まっている。

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