一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2017.07.18 更新日 | 2017.07.18
ツマアカスズメバチ
ツマアカスズメバチ 【英】Vespa velutina]Yellow-legged hornet, Asian black hornet
解説
中国、台湾、東南アジア、南アジアを原産とする外来のスズメバチ。日本では2012年長崎県対馬市で初めて発見された。体は全体的に黒っぽく腹 部の先端がオレンジ色なのが特徴。大きさは分布域などによって差がある。東南アジアでは体長が、女王蜂25-30mm、雄バチが16mm、働きバチ14-17mm前後である。在来のスズメバチの減少などによる生態系への影響のほか、養蜂への影響による生態系のかく乱などが懸念されることから、2015年1月に外来生物法に基づく特定外来生物に指定されている。2015年には福岡県北九州市で、2016年には宮崎県日南市でも確認されている。(2017年2月作成)
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関連Webサイト
- 外来種問題を考える>注目の外来種>ツマアカスズメバチ(環境省):https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/tsumaaka.html
- 侵入生物データベース(国立環境研究所):http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/