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エネファーム 環境用語

作成日 | 2018.04.17  更新日 | 2018.04.24

エネファーム

エネファーム   【英】ene-farm  [同義]家庭用燃料電池コージェネレーションシステム 

解説

「エネファーム」(ENE・FARM)とは、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの愛称。2008年6月25日に燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)が家庭用燃料電池の認知向上を推進する取り組みとして、統一名称を決定した。エネファームの発電の原理は、水の電気分解の逆であり、都市ガス・LPガスなどから、改質器を用いて燃料となる水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電するシステムで、発電時の排熱を給湯に利用する。このため家庭での省エネ・省CO2に寄与する。

エネファームを設置した住宅で発電を行うため、送電ロスがほとんど存在しない。国の政策でも、エネファームは水素社会実現に向けたフロントランナーと位置付けられており、国や地方自治体の導入支援制度が整備されるなどその普及に期待がかけられている。ただし補助金制度は用意されているものの、製品価格が依然として高いのが課題。2017年5月に累積普及台数は20万台を突破した。(2018年3月作成)

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