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市民農園 環境用語

作成日 | 2019.06.25  更新日 | 2019.07.01

市民農園

シミンノウエン   【英】community garden  

解説

一般に、サラリーマン家庭や都市の住民の方々がレクリエーションとしての自家用野菜・花の栽培、高齢者の生きがいづくり、生徒・児童の体験学習などの多様な目的で、小面積の農地を利用して野菜や花を育てるための農園をいう。ヨーロッパ諸国では、ドイツのクラインガルテンに代表されるように、古くからの歴史を持つ事例も多い。

わが国では、こうした欧州での動きが1920年代より紹介されてきたが、1960年代以降都市化の進展に伴い、遊休農地の活用や、都市緑地の確保等の視点も加わり、民間や自治体による市民農園の整備・提供が進んだ。

現在では、「特定農地貸付けに関する農地法等の特例に関する法律(特定農地貸付法)」「市民農園整備促進法」「都市農地の貸借の円滑化に関する法律(都市農地貸借法)」などの法整備により、持続的かつ安定した形態での農地利用を確保する途が開かれている。(2019年3月作成)

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