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アドベンチャー・ツーリズム 環境用語

作成日 | 2020.10.05  更新日 | 2020.10.08

アドベンチャー・ツーリズム

アドベンチャーツーリズム   【英】Adventure Tourism  [略]AT  

解説

「アクティビティ(Physical activity)」、「自然体験(Natural environment)」、「文化体験(Cultural immersion)」の要素のうち2つ以上で構成される旅行(1990年設立のATTA(Adventure Travel Trade Association)による定義)。なかでも3要素全てにより構成されるものが完璧なアドベンチャーツーリズムとされ、これらの体験を通じて、旅行者自身の自己変革・成長の実現を目的とする。

もともとは1980年代に自然を活かしたアウトドア・アクティビティ観光としてニュージーランドで発達した概念で、ATTAではATガイドのコア・コンピテンスとして、「アクティビティスキル」「野外救急法」「グループマネジメント」「自然・文化体験のインタープリテーション」「自然環境及び地域文化の持続可能性」の5点をあげている。

2005年以降毎年開催されているAT業界最大のイベント、ATWS(Adventure Travel World Summit)は、開催地の自然・文化を体験しながらATの機運及びコミュニティの醸成を図っており、2021年には北海道での開催が決定している。(2020年10月作成)

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