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稲の品種 環境用語

作成日 | 2025.07.09  更新日 | 2025.07.24

稲の品種

イネノヒンシュ   【英】Rice Varieties  

解説

稲(イネ)は、イネ科イネ属の植物名。稲から収穫できる食材(穀物)を「米(コメ)」と言い、小麦やトウモロコシとともに世界三大穀物の一つに数えられる。

イネは、紀元前2000年に中国南部の山岳地帯で生まれ、アジア、アフリカ、地中海沿岸、南米など世界に広がっていったとされる。日本には、縄文時代後期に朝鮮半島から北九州に伝わり、弥生時代中期には本州北端(今の青森県)でも栽培されるようになったが、北海道でのイネ栽培は明治時代以降のこと。

現在、イネ科イネ属には、20種の野生イネと2種の栽培イネ(アジア栽培イネとアフリカ栽培イネ)があり、このうちアジア栽培イネには、「インディカ種」と「ジャポニカ種」の2系統と、交雑による中間的品種群がある。さらに「ジャポニカ種」は、「温帯ジャポニカ種」と、「熱帯ジャポニカ種」に分類される。

生産量が最も多い「インディカ種」は主に南アジアから東南アジア、「熱帯ジャポニカ種」は北アフリカ・南米の赤道付近で栽培され、日本で主に栽培されている「温帯ジャポニカ種」は朝鮮半島や米国西海岸、地中海地域でも栽培されている。

それぞれの形質・特徴は、おおむね以下のとおりである。

「インディカ種」は細長く、炊くとパサパサとなる。

熱帯ジャポニカ種」は幅が広く大粒で、炊くと粘りが出る。

「温帯ジャポニカ種」は短く円形に近く、炊くと粘りとつやが出る。

なお、日本全国で生産されているコメの品種は、令和5年度水稲の品種別作付動向(米穀機構)によると、温帯ジャポニカ種の「コシヒカリ」が約3分の1を占める。また、令和4年度食料需給表による日本人1人当たりのコメ供給量は50.9sで、1962年度のピーク時の118.3sから半減している。(2025年4月作成)

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