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炭素換算量 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2015.09.28

炭素換算量

タンソカンザンリョウ   [略]Gt-C(e)  

解説

二酸化炭素排出量を炭素に換算してあらわしたもの。

地球上の炭素循環の中での温暖化j問題(大気中のCO2)を議論する場合に、マテリアルフローを統一的に表現するためには、炭素が化合物としての形態を変えても対応できる単位が必要となるため。

炭素換算とは、排出されるCO2の中に含まれる炭素の重量で、CO2排出量を表すときに国際的に使われる指標。例えば、二酸化炭素1kgを炭素換算すると、 1kg-CO2=12(Cの原子量)÷44(CO2の分子量)=0.273kg-C となる。

1999年の世界CO2排出量は、6.234Gt-C(e)と試算されている。また、同年の日本のCO2排出量は、0.320Gt-C(e)。

なお、CO2以外の温室効果ガス二酸化炭素に対する温暖化能力の強さの比(GWP)を用いて二酸化炭素濃度に換算して表す「二酸化炭素換算」とはまったく異なる概念。(2015年2月改訂)

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