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キュー植物園 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

キュー植物園

キューショクブツエン   【英】Royal Botanic Garden, Kew / Kew Garden  

解説

イギリスにある世界的な植物園。キュー植物園は 200年以上の伝統を持ち、世界最大規模の植物標本を整備して、植物学の基礎研究に国際的な貢献を続けている、世界の代表的な植物研究機関として有名。ロンドン郊外に121ヘクタールの庭園を有し、年間100万人以上が訪れる。世界各地から集められた約3万種の植物は、全世界の高等植物のおよそ1割を占める世界最大のコレクションでもある。

大航海時代以降はキュー植物園も、積極的に世界各地にプラントハンターを派遣した。18世紀後半、キュー植物園の支援者で植物研究家でもあった富裕なバンクスは、自らキャプテン・クックとともにタヒチ、ニュージーランド、オーストラリアを回り、バンクシア・インテグリフォリアなど多数の植物を持ち帰っている。1848年完成のパームハウス(大温室)なども有名。現在では、絶滅に瀕している植物の保全研究や環境教育にも熱心に取り組んでいる。

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