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残余年数(最終処分場) 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

残余年数(最終処分場)

ザンヨネンスウ   【英】Residual Time  

解説

現存する最終処分場埋立処分場)が満杯になるまでの残り期間の推計値。今後の埋立可能量(残存容量)と当該年の年間埋立量(最終処分量)を比較して推計した指標。化石燃料の可採埋蔵量と同様、現在ある埋立能力がなくなるまでの目安として毎年発表される。

2001年4月現在の値は、一般廃棄物が全国平均で12.2年(残存容量15,720万m3)、産業廃棄物が全国平均3.9年(残存容量17,609万m3)、首都圏1.2年(残存容量1,517万m3)。

産業廃棄物の場合、規制強化・住民の不安増などの要因で新規施設数が大幅減少し残存容量が減少しているが、総排出量減・再生利用量増により最終処分量も削減されているので残余年数は減ってこない。

一般廃棄物の場合、総排出量は増加しているものの、減容化・資源化が進み、残存容量が減っている一方で残余年数は横ばいとなっている。

算定には、正確な統計データの整備が必要である。

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