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周波数補正特性 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2015.01.22

周波数補正特性

シュウハスウホセイトクセイ   【英】Frequency Weighting Characteristics  

解説

騒音の大きさを測る場合に用いる、人の聴覚特性を踏まえた補正方法のこと。可聴域のある周波数の音は音圧レベルが大きい程大きいと認識される。一方、同じ音圧レベルの音であっても、音の周波数の違いによって人間の聴覚は異なる大きさの音として認識してしまうことがある。騒音はいろいろな周波数の音の連続スペクトルであり、騒音の感覚的な音の大きさを測ることは一般には困難である。そこで、音の物理的な大きさ(音圧レベル)を測定し、人が感じる音の大きさに近づくように周波数補正特性を用いて補正が行われる。補正特性にはA、B、Cの3種類があるが、騒音を測定する場合はA特性を用いる。(2014年9月改訂)

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